これから爬虫類を飼育する人へ伝えたい3つの注意点

生き物

爬虫類の飼育が一般的になってきた昨今、気軽にホームセンターや爬虫類ショップで購入できるようになりました。

身近な存在で飼育が容易と言われる一方、実際飼育してみるとどうなのか。

3つのポイントをまとめました。

注意点① 環境の提供

爬虫類は外温動物、変温動物でまわりの環境に依存して生活しています。

本来の生息環境に適した環境を飼育ペースでも再現することが重要なのです。

そのため、飼育したい種によってはエアコンを365日稼働する必要があったり、さらにはライトやヒーターを使用する必要があります。

餌やりや掃除は哺乳類や鳥類と比べて手間はかかりませんが、飼育環境という面では鳥類や小動物のように細やかな管理が必要になることもあります。

お住まいの地域や飼育する種によりますが、光熱費が跳ね上がる場合もあるので飼育費用がかさんでも金銭的に問題ないか確認してください。

 

手間がかからないペットが飼いたい、なるべくお金をかけずに生き物を飼育したい、と考えている人はそもそも生き物を飼育することに向いていないため、動物系のカフェなどに通い、触れ合うことをオススメします。

注意点② 制圧できるか

かなり大事なポイントです。

特に大型種を飼いたい人には。

私も大型種好きなので飼育前は相当悩みました。

制圧できるか、というのは暴れたりした時に捕まえることができるか、ということです。

温厚と言われている種でも驚いたり、お腹がすいていたり、興奮していたりすると飼育者めがけてとんでくることもありますし、テールアタックしたり噛みついてくることもあります。

意図せずケージから逃げ出した時は一刻も早く捕まえないといけません。

病院に連れて行った時には、診察台で保定する必要があるかもしれません。

  

大型種のベビーはあどけない顔をしていて、とってもかわいいですよね。

よく流通する種類は大型種でも安価で販売されています。

そう、手を伸ばそうと思えばお迎えできてしまうんですね…。

私はかつて、ミズオオトカゲがかっこよくて、飼育について考えたこともありました。

ネットで飼育している人の情報を見ても、大人しくてコンパニオンアニマルのように飼育できるように見えてしまいます。

しかし(亜種によりますが)最大全長2メートル、慣れなかった場合本当に終生飼育できるのか?と思い動物園に行きました。

そこでは2メートル級のミズオオトカゲが展示されていて、諦めました。

このサイズを飼育できるスペースが用意できないし、暴れたら制圧できない、と。

飼育したい種が最大○○cmって言われても、具体的にイメージするのは結構難しかったりします。

なので動物園や爬虫類ショップでフルアダルトのサイズを確認しておくことをオススメします。

同種でなくとも、似たようなサイズのものを参考にするだけでもイメージつきやすいです。

   

小型種でも、噛まれたり引っかかれると当たり前ですが痛いです。

一度噛まれたから世話するのが怖い、嫌になった、なんてことにならないようよーく考えてみてください。


成長するにつれて荒くなる、なんての子もいます。


とにかくケガをしたくない人は飼育を諦めるか、性格が大人しい種を選びましょう。

※どれだけ大人しくても飼育者がケガをすることはあります。


ハンドリングも、飼育者が下手だと暴れて引っかかれたり噛みつかれたりすることがあります。


ケガはするもんだ、と思っておきましょう。


飼育者、爬虫類ともにお互い慣れてくるとそういったことも減ってきます。

注意点③ 終生飼育できるか、できなかった時

どんな生き物でもそうですが、看取るその時まで飼育できるか、です。

暴れようとも病気になろうとも、その子のことを考え、お世話できるのか。

終生飼育については当たり前かつ色んなところで記事にされているので「よく考えてね」くらいで終わりますが、終生飼育できなかった場合を伝えたいので書いていきます。

どうしても世話ができなくなった時(全く人慣れせず十分に世話ができない、転居により飼育が難しくなった、病気になり飼育できなくなったなど)は

絶対に屋外へ放したりしないでください!!!

終生飼育が当たり前であるからこそ、逆に途中で飼育できなくなった時にどうしたらいいかわからなくなるかもしれません。

「当たり前」の価値観の中でそれが出来なくなった時、周りの視線が怖くて内緒でこそっと外へ放ってしまう考えがよぎるかもしれません。

でも飼育を放棄(この「放棄」は屋外へ放つ・捨てること)することは止めてください。

どうしても飼育できなくなった場合は、その爬虫類を購入したショップへ相談するか、里親を探してください。

今の時代ならインターネットで里親募集することもできます。

大切なのは、里親探しをしっかりすることです。

大切に飼育してくれる人かどうか判断し、引き取ってもらう。

看取るまで飼育が出来なかったとしても、次に飼育してくれる人を探す。
ここまでやって飼育者の責任を果たしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

爬虫類飼育したい人へ向けて注意点をまとめてみました。

世話の手間がかからず飼育のハードルが低いと思われている爬虫類ですが、生き物を飼うという点では心構えはほかの動物と変わりません。

飼育を楽しみにしてお迎えしたのに理想と違った、なんてことにならないよう事前にその種について学び、飼育の情報を得てシミュレーションしておきましょう★

コメント

タイトルとURLをコピーしました